2023年10月1日施行の景表法に関する指定告示について、指定告示の詳細とA8.netの方針をお知らせいたします。
2023年10月1日より「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」は、一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがある不当な表示として、景品表示法の規制対象となりました(通称:ステマ規制)。不当表示が確認された場合、事業者(広告主)が措置命令による公表や罰金の対象となる場合があります。
指定告示に伴い、消費者庁が指定告示の運用基準(以下「運用基準」)を策定しております。
こちらの「運用基準」によると、上記規制はアフィリエイト広告を利用する場合も対象となり、広告を掲載しているサイト・メディア内に、アフィリエイトプログラムを利用していることを一般消費者が認識できるような表記が必要となります。
広告主様におかれましては、上記の運用基準に基づいた対応が必要となります。
A8.netでは2023年8月末より、全メディア会員に対して、広告を掲載している運営サイト/メディア内に 「PR」等の表記(広告であることが分かる表記)の対応を要請しています。
また、「広告掲載URLの確認」機能、プログラム詳細へ「広告表示についての注意事項」の項目を追加できる機能をリリースしています。
不当表示の防止およびアフィリエイト広告市場の健全化のため、ご協力の程よろしくお願いいたします。
メディア会員から提出された広告掲載URLをプログラム毎にCSV形式でダウンロードできます。
本機能は2023年12月より提供しておりますが、メディア会員から広告掲載URLが提出されるまでには時間を要する可能性があります。提出期限など指定がある場合はニュース配信機能を利用し、提携メディア会員への案内をご検討ください。
メディア会員から提出された広告掲載URLを確認いただいた際に、PR表記に不備があると判断される場合は、ニュース配信やメディア会員への修正依頼等の対応をお願いします。
上記方法以外で、A8.net管理画面よりメディアのサイトURLを確認する方法をご紹介します。
下記方法は、メディア会員がA8.netに登録しているサイトURLの確認方法となります。広告掲載URLではありませんのでご注意ください。
メディア会員に対して、広告表示に関する注意事項がある場合に、プログラム詳細画面にテキスト表示できます。
全プログラム共通で「PR表記および、広告掲載URL提出」に関する案内を表示しております。その他にメディア会員に対する注意事項がある場合は、本機能をご利用ください。
事業者表示にあたるメディアは、一般消費者が広告だと容易に認識できる表記が必要です。アフィリエイト広告を掲載しているメディアもこちらに該当します。
表記例の詳細は下記参照ください。
表記例の詳細は下記参照ください。
PR表記をしていない場合や、運用基準を満たしていないと判断される場合は、ニュース配信等で、PR表記・修正・削除依頼等の連絡をお願いいたします。
A8.netとしても、全メディア会員様に向けて、定期的にPR表記の要請を行います。
本ページに記載の対応方針は、消費者庁などに確認等を行った上での、弊社推奨対応です。
実際の対応内容等に関しては、貴社法務担当様にてご確認いただきますようお願い申し上げます。
また、今後も消費者庁や業界動向等により、対応の追加や方針変更の可能性がございます。予めご了承ください。