リファラ情報の取得方法について
近年、ウェブブラウザのセキュリティ強化およびプライバシー保護の一環として、流入元URLの情報を制御する「Referrer Policy」の設定が変更されています。
【関連リンク】
・Chrome 85: アップロード ストリーミング、ヒューマン インターフェース デバイス、継承可能なカスタム プロパティなど
特に2020年8月にリリースされたGoogle Chromeのバージョン85以降で、リファラ情報の取得が困難になっています。
以前は成果が発生したページのURLがリファラ情報として記録されていましたが、設定変更後はサイトのトップページのURLが記録されるケースが増えています。
昨今のウェブブラウザ仕様によりメディア会員様がリファラ情報を正確に確認することが難しくなっているため、本ページでは、リファラ情報を可能な限り取得しやすくする方法をご案内します。
Google Chrome 85リリースに伴うA8.netへの影響に関してのお知らせも合わせてご参照ください。
◆リファラ取得の対応方法◆
リファラ情報を可能な限り取得するためには、以下のいずれかの設定を行うことで解消される可能性があります。
ただし、これらの方法はあくまで参考として提供するものです。
実施に際してはメディア会員様の自己責任にて行ってください。
広告素材を改変したことにより、成果報酬が正しく反映されなくなった場合はサポート対象外になります。
1. Webサーバーに設定する方法
Webサーバーの設定でHTTPヘッダに以下の内容を追加します。
Referrer-Policy : no-referrer-when-downgrade
2. HTMLファイルに設定する方法
HTMLのheadタグ内に以下のタグを追加します。
<meta name="referrer" content="no-referrer-when-downgrade"/>
3. A8.net広告リンクコードに設定する方法
広告リンクコードの <a> タグに下記記述を追加する。
<a href="広告リンクURL" referrerpolicy="no-referrer-when-downgrade">広告リンクテキスト</a>
◆注意事項◆
・これらの設定に関してのサポートは行っておりませんので予めご了承ください。
・A8広告リンクコードの改変に関しては、[広告リンクコードの変更についてのお知らせと改変について]の記事を合わせてご確認ください。
・リファラ情報はユーザー環境やブログ事業者によっても制御される可能性があります。成果計測とは異なり、リファラ情報については100%計測されるものではありませんので、参考データとしてご活用ください。